梅雨が明けても、
なんだか蒸し暑い日が多く、
今日の京都も1日すっきりしない天気です。
台風の影響で各地被害が出ているのが心配ですね。
ここ数年、雨の被害が多く感じられるのは気のせいでしょうか。
さて、
今回ご紹介するのは腺胃です。
はて腺胃
私も、先日お客様にお問い合わせをいただくまで、
名称を忘れていましたが、
食鳥処理のハンドブックをペラペラめくって、
なるほど、思い出しました。
砂ズリの手前の部位がこの腺胃です。
何もしない状態の写真がこちらで、
きれいに掃除をするとこんな感じに。↓
周りの脂は、取る方向を間違わなければ、
きれいに取ることができます。
今回は切り開かずにそのままの状態で調理してみました。
臭み消しを兼ねて、塩茹でするとこんな感じに。
これをさらに洗って、
下処理完了。
さて、ここからどうしたものか・・。
塩コショウ等のスパイスで味付けしたのがこちらで、
甘露煮風に仕立てたのがこちら。
丁寧に下処理したので、心配した臭みもなく、
どちらの調理法でも問題なくいただけましたが、
この2つの料理法であれば、塩コショウ等で焼き上げる調理法が、
向いているようでした。
個人的には、この部位の雰囲気的に、
ホルモンカレー等のホルモン系の煮込み料理に
合いそうに感じました。