月別アーカイブ: 2014年8月

食道

お盆が過ぎた京都は残暑がとても厳しいです。

今年は蒸し暑い日が多く感じられますが、

最近の気候、どうも気のせいではないような気がします。

 

さて、

今回ご紹介するのは、食道です。

この部位のお問い合わせをいただくようになったのは、

当社ではここ数年の話でしょうか。futaba.gif

 

いままで食したことがなかったので、

今回、試してみることにしました。

 

下処理に手間がかかるので、

商品として販売するのは、やはり厳しいようですが・・

こんな感じです。

 

 

 

 

 

実際どのような調理法がいいのかわからないので、

前回の腺胃同様、先ずボイルして、

さらに下処理をしてみました。

するとこんな感じに。

 

 

 

 

 

 

お客様のお話では腺胃は脂が付いている方が

美味しいそうです。

私は前回、きれいさっぱり掃除してしましました。

今回も処理しすぎた感があるような・・。hiyoko.gif

 

加熱すると、

加熱前のペチャとした感じが嘘のように、

プリプリな感じに。

臭みもなく、鶏肉のおいしそうな匂いがしました。

 

今回も、塩焼きと甘露煮風に味付けをしてみましたが、

個人的には、甘露煮風がよりおいしく感じました。

かなり弾力のある食感です。

炭火等で焼き上げると、

きっと、また違った仕上がりになるのでしょうね。yotuba.gif

 

 

腺胃(せんい)

梅雨が明けても、

なんだか蒸し暑い日が多く、

今日の京都も1日すっきりしない天気です。ame.gif

台風の影響で各地被害が出ているのが心配ですね。

ここ数年、雨の被害が多く感じられるのは気のせいでしょうか。

 

さて、

今回ご紹介するのは腺胃です。

はて腺胃hiyoko.gifhatena01.gif

私も、先日お客様にお問い合わせをいただくまで、

名称を忘れていましたが、

食鳥処理のハンドブックをペラペラめくって、

なるほど、思い出しました。

砂ズリの手前の部位がこの腺胃です。

 

何もしない状態の写真がこちらで、

 

 

 

 

きれいに掃除をするとこんな感じに。↓

 

 

 

 

周りの脂は、取る方向を間違わなければ、

きれいに取ることができます。

今回は切り開かずにそのままの状態で調理してみました。

 

臭み消しを兼ねて、塩茹でするとこんな感じに。

 

 

 

 

これをさらに洗って、

下処理完了。

さて、ここからどうしたものか・・。

 

塩コショウ等のスパイスで味付けしたのがこちらで、

 

 

 

 

甘露煮風に仕立てたのがこちら。

 

 

 

 

丁寧に下処理したので、心配した臭みもなく、

どちらの調理法でも問題なくいただけましたが、

この2つの料理法であれば、塩コショウ等で焼き上げる調理法が、

向いているようでした。yotuba.gif

 

個人的には、この部位の雰囲気的に、

ホルモンカレー等のホルモン系の煮込み料理に

合いそうに感じました。